ルナちゃんの里親募集①

 昨年末にお店の裏で保護されたルナちゃん。生後6〜8ヶ月くらいの女の子です。
保護してすぐに病院へ行き健康チェックしました。
白血病の陽性反応が出てしまいました。
小さな子猫は白血病が消える可能性があるので、ボランティアさんのお家でストレスのないように1匹で人馴れするようにこの1ヶ月暮らしました。
先週1ヶ月経ったので、再検査をしましたが結果は陽性。
あとは3ヶ月後の再検査を待ちます。陰性になるといいのですが。白血病と聞くと人間でも死のイメージもありますが、間違った知識や思い込みのないように説明しますので読んでください。





🐱「白血病」と聞くと、不治の病?!
と怖い病気に感じてしまいますが、きちんと正しい知識を持っていれば充分に白血病の対策をしていくことが可能です。
・発症したときの症状
急性期…ウィルスに感染して一ヶ月後、食欲不振で体重が減少、貧血や発熱、下痢、脱水、リンパ 節の腫れ、口内炎などの症状が現れます。
慢性期…無事に急性期を乗り越えたとしても、体内からウィルスがなくなっていないと、1~2年後にまた症状が現れます。今度はリンパ腫や腎臓病、白血球減少症などの重い症状が現れます。再発したときには、すぐに受診してください。 
・感染経路
感染猫の唾液から感染することが多いです。胎盤を通じて感染することもありますし、毛繕などでも感染します。食器の共有でも感染することもありますが、感染力はそれほど強くなく一度や二度唾液が付いたくらいでは感染しないようです。
・治療について
猫用のインターフェロンの投与で免疫力を高める方法や、抗生物質の投与もあります。
感染後2ヶ月位までの初期であれば免疫力を高めることで自然治癒する確率も高いです。
☆猫白血病に感染してしまっても、清潔で快適な環境と、飼い主様の愛情があれば発症せずに寿命を全うすることも出来、実際に幸せに長生きをしている子もたくさんいます。
・ストレスなく穏やかに暮らしを願っているので多頭飼いはせず、一匹で飼ってあげてください。
  
・一番の治療は、飼い主様の愛情とゆったりした時間です。
・人間には移りません、たとえ噛まれても引っかかれても…、安心してください。
病気への理解をして、感染してしまった猫に寄り添って暮らして下さる貴方をキャリアの猫たちは待っています。
感染してしまったけれど、幸せな猫生を送ってもらいたいと、私達も願っています。


  

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